リックキッズ各校舎をオンラインで繋いで行われる「リックラブ」の手芸クラブ。今回は粘土やホイップを使った「パフェ風カードスタンド作り」の様子をご紹介します。
今回の講師は「たっちゃん」。画面越しに子どもたちとあいさつを交わすと、粘土の着色からトッピングまで全員が楽しく集中して参加出来るように進めます。
色づくりで個性を表現
最初の工程は、紙粘土に絵の具で色をつけ、パフェの土台となる層を作るところから始まります。
たっちゃんから「手が絵の具だらけになるから、手袋をして、腕まくりも忘れずにね」「絵の具を入れすぎると粘土がベタベタになるからちょっとずつ足していくといいよ」というアドバイスを聞きながら、子どもたちは、自分のお気に入りの色になるよう、粘土に絵の具を少しずつ馴染ませていきます。きれいに一色に混ぜる子もいれば、「たっちゃんはマーブルが好き」という話を聞いて、あえて色を混ぜ切らず、絵の具の筋が残ったアイスやパフェのようなマーブル模様に挑戦する子もいました。最初の「色づくり」の段階から、子どもたちの自由な発想が表現されていました。
集中力を高めて、丁寧な土台作り
色がついた粘土は、透明なコップに詰めて土台を作ります。この工程では、子どもたちの集中力と丁寧さが試されます。
コップが繊細で割れやすいため、「力を入れすぎるとパキンと割れてしまうから、優しく扱ってね」とたっちゃんからアドバイスがありました。子どもたちは、粘土を細かくちぎってコップの内側にペタペタと貼り付けるように、慎重に少しずつ詰めていきます。
土台となる粘土の量は、コップの上から1センチ程度の空間を残すのが目安です。地道な作業を丁寧に進めながら、子どもたちは素材の特性を学んでいるようでした。
パティシエ気分!アイスとホイップの立体装飾
土台が完成すると、いよいよメインとなるアイスとホイップの立体的な装飾に入ります。
ここでは「アイスクリーム粘土」を使用します。この粘土は表面がザラザラしていて、本物のアイスのような質感や見た目を表現できるように工夫された材料です。子どもたちは型を使い、「バニラ」色にしたり、二色の粘土を軽く混ぜて「ストロベリーチーズケーキ」味のようなマーブルアイスを作ったりと、工夫を凝らします。
出来上がったアイスは、事前にパフェの土台に少し絞っておいたホイップ(接着剤代わり)の上に置きます。この仮止め作業を行うことで、完成後のアイスがずれるを防ぎます。
ホイップは参加者全員で共有で使います。子どもたちは譲り合って必要な分を分け、パティシエになりきって周りをデコレーションしていきました。今回は男の子も多く参加しているため、男の子向けのゲームコントローラ型のパーツや、暗いところで光る星型のパーツなど、個性的なトッピングパーツが用意されました。
仕上げはチョコソースとパーツの飾り付け
最後の仕上げは、チョコソースと五種類のパーツを使ったトッピングです。
手芸用のチョコソースは、油断すると勢いよく出てくるので慎重に作業が求められます。たっちゃんは「優しく、ゆーっくり動かしてくださいね」と声をかけます。部屋には甘い香りが漂いますが「食べられませんよ〜」とたっちゃん。笑いが起き、和やかな雰囲気になりました。
ホイップやチョコソースの上に、リボンやクマのパーツ、アイシングクッキー、カラフルなマシュマロなどを自由に飾り付けていきます。子どもたちの個性と、普段の「楽しい」遊びの延長にある発想がパフェに反映され、ユニークな作品が次々と生まれていきます。
学童の時間帯に行う活動のため、完成した作品はすぐに持ち帰る必要があります。ホイップは固まるまでに一日二日かかるため、「持って帰る時は崩さないように気をつけて、家では触らずに高いところに置いて乾かしてね」という注意も伝えられ、安全な持ち帰りまでをサポートしました。

「売り物みたい!」子どもたちの笑顔と作品の工夫
活動終盤には、続々と完成した作品が画面越しに披露されました。
「上手!サーティワンみたいだね」「可愛いギャルみたいなパフェができてる」と、たっちゃんは一つひとつの作品について具体的にコメントし、子どもたちは得意げです。二段重ねのダブルアイスや、リボンをアイスの飾りにアレンジするなど、想像を超えた素敵な作品も生まれ、「みんなアレンジが本当にすごい〜、売り物みたい!」と感嘆の声が上がりました。
今回の手芸クラブの活動は、子どもたちが「粘土」という素材を通して、色彩感覚や集中力、道具を丁寧に使用する力を楽しみながら育む時間となりました。また、ホイップを分け合ったり、アイスの色の組み合わせを相談したりする中で、友だちやスタッフとのコミュニケーションを楽しむ様子も見られました。