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ニュース・レポート

静電気でクラゲが空中に浮いた

先週に引き続き、今週も静電気の実験です。

風船をタオルでゴシゴシこすって、静電気を溜める。それだけで、いろんなことが起きる。子どもたちは先週それを体験しているので、今日は最初から目がキラキラしていました。

 

アルミホイルが動く?「箔検電器(はくけんでんき)」の観察

今日の一つ目の実験道具は、「はくけんでんき」。プラスチックのコップに釘を刺して、その先に薄いアルミホイルを2枚ぶら下げた、手作りの装置です。

帯電させた風船を、釘の頭にそっと近づけてみます。すると——アルミホイルがゆらゆらっと動いた。

「動いた!」

それだけのことなんですが、目の前で起きると不思議な感じがします。電気が目に見えるわけじゃないのに、確かに何かが伝わった、という感じ。

なぜアルミホイルが動くのか。ここで先週の復習が入ります。

静電気にはプラスとマイナスがある。プラスとマイナスは引き合い、同じもの同士は反発する。風船のマイナスの電気が近づくと、アルミホイルの中でもマイナスが逃げていって、2枚ともマイナスだらけになる。だから2枚が反発して離れる——はずなのですが、今日はちょっと逆の動きになってしまいました。

「最初から電気が溜まっちゃってたんだと思う」と先生が正直に説明してくれて、それはそれで、実験ってこういうこともある、という学びになりました。

静電気の性質、子どもたちはもう知っていた

少し立ち止まって、静電気の性質を整理する時間がありました。

「同じ極は反発、違う極は引き合う」「プラスは動かず、マイナスが動く」——先生が図を描きながら確認していくと、子どもたちがスラスラと答えていきます。先週やったことが、ちゃんと頭の中に残っています。

「磁石と似てるんだよね」という言葉が出てきたとき、先生が「正解!」と返しました。自分で気づいて、自分の言葉で言える。そういう瞬間が、このサイエンスαの時間には時々あります。

「電気クラゲ」を作って、浮かせてみた

後半は工作です。ビニール紐を30センチほど切って、真ん中をキュッと結び、両端を細かく裂いていく。できあがったのは、クラゲみたいな形のふわふわしたもの。

これをこすって帯電させ、下から帯電させた風船を近づけると——クラゲが浮いた。

「おもしろーい!」

風船を動かすと、クラゲもついてくる。逃げるように動かすと、クラゲも逃げる。「鬼ごっこみたい!」という声が上がりました。

仕組みはこうです。人間の体はプラスになりやすく、クラゲ(ビニール紐)はマイナスになりやすい。擦ることで電気を帯びた風船のマイナスと、クラゲのマイナスが反発し合う。さらに、クラゲの足一本一本が同じマイナスを帯びているから、足同士も反発してふわっと広がる。だからあのクラゲらしい形になる。

理屈を聞いてから見ると、また違って見えます。

来週の予告が、すでに気になる

最後に先生から来週の予告がありました。「電気が体の中をぐるっと回るようになる」と言われて、子どもたちの反応は即座でした。

「ピカチュウの電気ショックだ!」

「大丈夫、怪我はしない」と先生は笑いながら言っていましたが、来週が楽しみでしかない様子でした。

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